中学校の総合考査に向けて、おススメ学習法を紹介します。
1.教科書を閉じてからまとめる
おそらく理科や社会などで、覚えなくてはならない項目を暗記するために、まとめノートを作っている中高生は多いと思います。教科書などを参考にして、自分なりにまとめるときに効果的な方法があります。それは、教科書を見ながら写すのではなく、一度読んだら教科書を閉じてから、その内容をノートに書き出すことです。この一手間を加えることで、自分で思い出すという過程が増えて、記憶が定着しやすくなります。これは、授業中に黒板に書かれた内容を、ノートに書くときにも使えます。1語1語写すのではなく、1文などの区切りを決めて、一度自分で覚えてから、ノートに書くようにしましょう。
2.クイズの出し合い
テストでは、問題に答えることが出来るかが聞かれます。「分かっていたけど答えられない」ではなく、「正確に答えることが出来る」ことが求められます。そのための学習法として、友達とクイズを出し合うのは効果的です。クイズに答えることが出来る力は、テストで答案に書くことが出来る力と同じですし、クイズを作る力はどんな問題を出題するかを考える力になります。昔からよく見かける、リングのついた単語カードを使っての学習も、カードに書かれたクイズに答えることです。クイズの答えを、自分で思い出すというステップが、記憶をより強いものにします。忘れないことよりも、思い出すことを大切にしましょう。
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