2019年10月12日13回 やれば伸びる先日、講演を聞かせていただいた小林さやかさんの先生である坪田信貴の著書「才能の正体」(幻冬舎)を読んで、感じたことを共有させていただきます。 全ての子は成長したい 勉強が出来るようになりたくない子はいないはずです。みんな、勉強が出来ないよりは出来たほうがいいと思っています。...
2019年10月12日12回 日本語補習校での学び今回は、シンガポールでの日本語での学習の状況について、日本語補習授業校の本田尚一校長先生にお伺いした内容を共有させていただきます。 環境による日本語の差 海外で生活する場合は、どうしても日本語の言語環境が限定されてしまいます。日本人学校以外に通っている場合は、学習言語は日本...
2019年10月12日11回 好きなことがありません好きなことがない!? 「私は、特に好きなものがありません。」「うちの子は、何をするにもやる気がなくて。」こんな話を子どもたちや、保護者の方からよく聞きます。でも、子どもたちに、よくよく聞いてみると、本当は好きなことがあるけれど、それを言ったら怒られてしまうから言わない場合が...
2019年10月12日10回 人生100年時代先日、札幌新陽高校という学校の説明会を聞く機会がありました。その中で、紹介されていたのが、以下のような人生100年を可視化したものです。学校の後の人生が、どの位長いかがよくわかります。 昨年、政府の人生100年時代構想会議というところから、中間発表が出されました。その中では...
2019年10月12日9回 教員の魅力先日、この連載を読んだ方から、Facebookで連絡をもらい、直接会ってお話しさせていただきました。その方は、大学生で、卒業後に教員になろうと考えられているとのことでした。大学を卒業した後に、教員になったほうがよいのか、それとも他の職業を体験した後に教員になったほうがよいか...
2019年10月12日8回 多様性に対応する高校次々と誕生する高校 「ネットの高校」として、2016年4月に開校し、話題になった広域通信制高校「N高等学校」の在校生徒数が2019年5月に1万人を突破したというニュースが出ていました。N高等学院は、インターネットなどから得られる情報を元に自分なりに考え、主体的に動いて価値を...
2019年10月12日7回 〇活とべき思考「大学入学前から就活を考える」 今年の2月に高校卒業を控えた高校3年生が訪ねてきてくれました。彼らは、この後日本へ帰国して大学に進学する、中学3年の時に私が担任をした生徒たちでした。彼らの抱負を聞くのを楽しみにしていた私に対して、最初に彼らが聞いてきたのは、「先生はインター...
2019年10月12日6回 言語をどうするか今回は、多くの方が悩まれているだろう言語について考えていきましょう。私も専門家ではありませんが、現場で子どもたちを見てきた経験に基づいて話をさせていただきます。 教育での言語とは何か。 学校現場では、生活言語(日常生活で使う言葉)と、学習言語(思考や論理的な分析に用いる言葉...
2019年10月12日5回 働くって楽しいことだよ私は、この4月からシンガポールで教育アドバイザーとして活動を始めました。この活動を始める際に、多くの方にお力を貸していただきました。その中でも、私を後押ししたのは生徒から聞いたある一言でした。 「働くことって、楽しいんでしょうか。」...
2019年10月12日4回 理想とする人との出会い以前の勤務校でも、シンガポール日本人学校でも、子どもたちと「夢は何ですか?」「大人になったら、社会でどんなことをしたいと思いますか?」「どのような大人になりたいですか?」と将来のことをよく話していました。それは、子どもたちが少しでも、将来のことに対して前向きに考えてほしいと...